<地震・雷・火事・親父>

地震・雷・火事・親父/ ・・ ・>

日本語の旧くからの言い回しで、

まさしくコワイモノの4つの代名詞が

泣く子も黙る地震、雷、火事、親父」

地震:{}

雷:{}

火事:{}

親父:{}

4番目の親父の神通力は今、

完全に衰えておりますが

前者の3つは、

確かに非常に恐ろしいものです。

翻って、タイ人の子供に、

コワイものを訊くと、

決まって返ってくる答えは

<ピー>「お化け」

年代が上がってきますと、

それぞれの怖いモノの対象は多様化しますが、

日本人と同じように

自然災害に関連した、

地震」や「雷」

あるいは、日常茶飯事的に

「洪水」などの答えもあります。

ただ、日本のこうした4つの代名詞を

列記したのと同様に、

タイにはタイのこわい代名詞も

見事に4つ存在します。

すなわち

象、コブラ、昔の召使、愛する妻

怖いと同時に、これらは、

あまり信用がおけないという

解釈も出てきます。

タイ語で書くと、

// /

ここで、非常に興味深いのが、

日本語版は自然災害に関わるものが主であるのに、

タイ語版では、もっとより生活に密着したところで、

動物が二組あげられ、さらには、人に関しても二組

日本語版の親父に対して、

タイ語版の昔の召使と妻というのも言い得て妙

実際に検証してみると、

象はそれこそタイの強者のシンボルであり、

コブラは単純におっかない

昔の召使あるいはメイドというのは、

ちょっとハテナマークが出るところ

実はここがミソで、

家の様子や主人の秘密を

すっかり握っていて、

敵に回すと確かに怖い存在である。

愛する妻は、

それこそ普通は従順でおしとやかであるが、

一度でも浮気でもした時には、

旦那の一物をちょん切るぐらいの

恐ろしさを秘めているので、これまた怖い。

こうしたタイの昔ながらの言い伝え、

言い回し、格言などを紐解けば、

タイの伝統、文化、歴史に見え隠れする

タイ人気質というのが浮かび上がってくる

いずれにしても、

日本語版とタイ語版を比較してみて、

地震、雷、火事、親父、

象、コブラ、昔の召使、愛する妻

ときたら、どうしたって、

親父が怖くなくなってきているかも?

後は、けっこうみんなこわいかも??