「女様」は既に死語化しているし、たぶん放送禁止用語

大手企業のCMで、ほんのちょっとでも女性の気に障るかも知れない表現があったら炎上して、千万単位の金がかかっているであろうCMが取り下げになる時代だから、女性差別は既に存在しない。

この時代に女性差別する者がいるなら、それはガチな犯罪者か、よっぽどのバカか、マスコミや左翼すら一撃で黙らせることが可能な首相よりも強大な権力を持った者だろう。

そういう層はいつの時代にも一定数いるので、わざわざ性質の悪い者の例を拾ってきても仕方ない。それを言ったら女性側にも嬰児殺ししたり、幼児虐待したり、夫や愛人を毒殺したり、生き埋め殺人をする者がいるわけだが、それが一般的というわけではない。

今の日本のジェンダー問題は、差別ではなく分断だと思える。性差に対する差別や攻撃はなくなった代わりに、協力も無くなった。

女性であれ男性であれLGBTであれ、異なる性からの積極的な協力は得られないので、なんでも自分でやるしかない。

日本人は表面的には優し気で曖昧な笑顔だが、実質はスルーなことが多いので、協力が得られると思っていたらあてが外れて自力でやるしかなくなる場合が少なくない。

異性からの協力や庇護はないとなった場合に、男性が家事を自力でやるのと、女性が手に職つけて自力で稼ぐのと、どちらのハードルが高いのかといったら、もちろん仕事を覚える方が厳しい。

後付けで家事や仕事を覚える必要があるのは、みな結婚するのが当たり前だった昭和生まれまでで、平成生まれはどちらの性別も仕事と家事の両方が出来ることが基礎知識だから、女性は後付で仕事を覚えなければいけないから不利、ということはない。

むしろ採用、昇進において女性は下駄を履かせてもらうことが多いので、被差別側ではなく、優遇されている。

なぜ企業が優遇するのかというと、女性を登用するほうが企業イメージが良くなるし、中小企業だと助成金が出るから。

日本には女性差別は一般的にはもうない。女性差別した者は瞬時に失脚して社会的に抹殺されるから。

ガチな犯罪者やブラック経営者、法を金や権力で曲げられるほどの強者は例外だが、そういう者は人口比では5%も居ないだろう。

差別はなくなっても、充実した生き方が出来るかというと、それはまた別の話。

昭和生まれ世代の主婦型結婚人生モデルは既に崩れてしまったが、未だキャリア型ライフモデルは確立していないので、日本女性は人生設計を手探りで構築しないといけない。

前例や確立したマニュアルが無い状態でも着実に人生設計出来るだけの能力がある女性と、そうではない女性の間で、大きく格差が開くと予測できる。

つまり今後の問題は性差別ではなく、女性同士の間の格差になる。

格差の下の方に入った女性に対し、積極的に援助してくれる男性はもう居ないので、自力で解決するしかない。

■「私なんか幸せになれない」自分を低く見積もる女性たち【北条かや × yuzuka】

(女子SPA! - 07月14日 08:53)